ぼくは明日、昨日のきみに…ってややこしいけど泣けるんだが
話題の映画ってあるじゃないですか。試写会で女子号泣。そんな映画なんて、とバカにして見ないって言っておきながら彼女に連れられて映画館に行った男子がどハマり。主題歌はカラオケチャートに永久ランクイン。親戚の集まりでの話題ですら『あの流行ってるやつ見たかい！？面白そうだね！！』と言うおじさん。最低1日3回はCMを見るアレ。
ゼンゼンゼンセとかそういうアレです。いやそれじゃないけど。
2017年公開、こんな映画があったんですよ。
「ん？ぼくは…明日で昨日…？………多分これはアレだ。彼女か彼氏がどんどん記憶失って行く系か病気で亡くなる愛の物語だな。」
と言うわけで、偏見MAXのまま見てみました。
想像と全然違いました。
電車に乗っていた冴えない男の福士蒼汰君が、電車で見かけた小松菜奈ちゃんに一目惚れするんだけど、小松菜奈ちゃんには秘密がありました。その秘密がわかってからもう一度映画を見ると切なさは5倍くらいになります。
いやもうね、見たことある人はもう一回みて欲しい。
見たことない人は一回見て。わかりづらいからネタバレをネットで調べて見ながらでも見て欲しい。それでも泣ける。辛い。切ない。
映画見てこんなに泣いたのトイストーリー3ぶりだと思います。それくらいの切なさ。
主題歌がback numberのハッピーエンドっていう曲なんですが、そもそも良い曲ではあるんですよ。良いバラードなんですけど、この映画を見てからだと、あぁ〜…ってなって胸が苦しくなります。苦しいのは太ったからではありません。
伏線ってほどでもないけど最初からちょっと、ん？ってなってた小松菜奈ちゃんの福士蒼汰君への態度が終盤になると、その意味がどんどんわかってきます。
つらい。尊い。もう一回見たい。
ぜひどうぞ。
